1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2014年11月23日、直伝会をYaletown Clinicにて実施しました。 |
テーマ:横臥位テーブル指圧の効果ー頭部頚部を中心に |
担当:Makiko 参加者:Atsushi、Ken、Takahiro、Tom、Nakako、Mariko、Misuzu、Mirei、Yasu、Yusuke F |
今回の直伝会は、Makikoがナビゲーターとなり、参加者の皆で横臥指圧についての意見交換、
技術の紹介・共有・練習の場になればと思いました。
会冒頭の、「普段の施術(テーブル指圧)で横臥位をよく使いますか」との問いに手を挙げたのは10名中3名。 やはり限られた時間内では横臥位を使う機会は少ないようです。 続いて横臥位の利点を皆で考えました。「首の短いお客や体の大きなお客を圧しやすい」「体の小さい施術者がお客に圧を入れやすい」 「側頚部から後頚部、後頭部の指圧がやりやすい」「お客の側もりラックスしてもらえる」等の意見が出ました。 次にMakikoが実際に頭頚部の施術例を、Marikoをモニターに紹介しました。側頭部→後頭骨部→頚部という施術の流れの中で、 それぞれの部位に含まれるツボとその効能を紹介しました。最後に頚部のストレッチを紹介し、経験豊富なTomにデモンストレーションしてもらいました。 後半は二人一組となり施術練習を行いました。支え手の置き位置やストレッチのやり方など、 皆それぞれ時に立ち止まりながらも有意義な練習ができた様子です。 参加者感想;「普段あまり取り入れない横臥位だが症状状況に合わせて使えることがわかった」 「頚部を通常の3ラインから5ラインで細かく圧すことで満足度が違った」「明日から早速現場で使いたい」「首から下のポイントについても学びたい」など。 (Makiko)
|
2014年9月13日、直伝会をカナダ指圧カレッジメインキャンパスにて実施しました。 |
スペシャルゲスト:田中智子先生・中詩帆先生 参加者:Kiyoshi先生、Hiroaki、Nakako、Atsushi、Misuzu、Mirei、Christina、Mariko、 Masako、Yasu、 Akiko、Yusuke S、Ayano、Kaz |
今回は日本指圧専門学校より中詩帆先生・田中智子先生をお招きし、
『経筋を使った治療の考え方』・『月経困難症に対する治療』をテーマに、レクチャー形式として御指導いただきました。
まずは中先生より『経筋を使った治療の考え方』として、経絡とは少し違った切り口で、 実際の臨床経験を交え丁寧にご指導いただきました。 続きまして田中先生より『月経困難症に対する治療』として、代表的な治療部位とそれに基づく理由、 それらの筋肉に対してのアプローチの仕方をご指導いただきました。 最後に全員でペアを組み、相互指圧にて一つでも多くの技術を自分達の糧になるように練習をさせていただきました。 限られた時間ではありましたが、大変興味深い講義内容の上、即実用できるテクニックやお客様へのアドバイスなどもご教示くださり、 本当に充実した直伝会となりました。 (Kaz)
|
2014年8月24日、直伝会をYaletown Clinicにて実施しました。 |
参加者:Kiyoshi先生、Ken、Misuzu、Mariko、Takahiro、Yasu、Yusuke S、Kaz |
今回は、上野末次先生による『膝の痛みの治療法』のビデオを鑑賞し、
仰臥(伏臥・横臥ができない場合)の治療法を勉強いたしました。
血流を良くする為の施術や遠隔方法など、症状により手法を選択しながらの施術方法は、難しいアプローチもありましたが大変勉強になりました。 その後、それぞれが気になった方法を試行錯誤しながら練習をしました。自分の施術に対して、 考え方や施術の方法へ好影響を与える良い機会になったのではないかと思います。 (Kaz)
|
2014年7月20日、直伝会をYaletown Clinicにて実施しました。 |
ゲストスピーカー:Blandina Macasaet先生 参加者:Yusuke F、Makiko、Yusuke S、Takahiro、Mariko、Kaz |
5月に引き続き、カナダ指圧カレッジにて運動学を指導していただいているBlandina先生を講師に迎え、
理学検査について講義・実演をしていただきました。
今回は腰から下を中心に講義をしていただき、実際にセラピストの身体を使って実演、その後ペアになり実際に練習をしました。 各ペア毎に全員の前で実演し、実際のお客様へどのような言い回しで説明をし、 どのように表現をして身体を動かしていただくのが効率的かを全員で確認しました。 短い時間での施術も多い環境ですが、 より効果的かつ安全に指圧を受けていただく為にもしっかりと施術前のお客様の状態を把握し治療していければと思います。 (Kaz)
|
2014年6月22日、直伝会をYaletown Clinicにて実施しました。 |
参加者:Kiyoshi先生、Hiroaki、Takahiro、Ken、Kaz |
今回は、身体に不調がある指圧師を募集し、同じ指圧師同士としての目線から施術プランと施術、
また指圧師として施術を受けた目線からのフィードバックをする事により、
お互いの技術の向上を目指すべく『指圧師の身体を使って施術を考える』と銘打って指圧師への施術を試みました。
“生きた実験台”としての募集がなかったのですが、幸か不幸かKiyoshi先生の腰の調子があまり良くなかったので、
今回はKiyoshi先生に実験台となっていただき、それぞれ施術プランを共有しながら実際に施術をおこないました。
張りを確認、骨盤の高さや捻りを確認し、持続圧に注意をしながら施術を組み立て緩めていく、
肩周りから起立筋を中心に全身しっかりと緩めていく、等それぞれのやり方で指圧をおこないました。
施術プランも圧の特徴も違う中、Kiyoshi先生からは良いフィードバックをいただいていました。
ぜひ今後も“生きた実験台”への施術を続けていければと思います。
(Kaz)
|
2014年5月18日、直伝会をYaletown Clinicにて実施しました。 |
ゲストスピーカー:Blandina Macasaet先生 参加者:Mari、Ayano、Akiko、Makiko、Hiroaki、Mirei、Mariko、Masako、Shiro、Tom、 Teruyo、Kaz |
今回はカナダ指圧カレッジにて運動学を指導していただいているBlandina先生を講師に迎え、
理学検査について講義・実演をしていただきました。どのような手順で検査を実施するか、
どのように質問するか、といった基本的な事から、
実際にどのように検査をするかを細かく説明しながら一つ一つ消化していきました。もう既に学校で勉強していても、
環境が変わったり第一言語ではない為に違ったように感じたり、各自それぞれ得る物があったように感じました。
痛みや可動域を減少させている原因を特定する事により、より効果的な治療をする事が可能となり、
時間も有効に使う事ができますので、今後も各自が努力を怠らないよう気を引き締めて施術させていただきます。
また、今回は時間がなく上半身だけしか実施できませんでしたので、時期を見て下半身の検査も実施できればと思います。
(Kaz)
|
まずは自己紹介から。 |
理学検査とはどうやっていくのか。 |
みなさん集中して聞いています。 |
どのように質問をすれば良いか? |
Hiroakiさんへ スパーリングテストの実施。 |
実際に身体を使ってどうやるか 説明しながら実施しています。 |
結果による症例を説明しています。 |
指圧と言えばThumb Up! |
2014年4月6日、直伝会をYaletown Clinicにて実施しました。 |
スペシャルゲスト:宮脇先生 参加者:Kiyoshi先生、Yusuke、Aimi、Kana、Atsushi、Nakako、Chika、Mirei、Ayano、Hiroaki、 Kaz |
今回はアルゼンチンより宮脇利博先生をお招きし、
『より即効性のある座位指圧法』をテーマに、レクチャー形式として御指導いただきました。
まず、ビデオと共に宮脇先生より解説をいただき、その後肩を旋回させた時に動く筋肉の確認をし、
相互指圧をしながら各パートの練習をしていきました。ビデオ内では運動法も取り入れながら約10分で肩、
腕、首、胸の辺りを全面的にカバーしていたのですが、実際に練習してみるととても難しく、10分では収まりきらない程の豊富な内容でした。
ビデオでは座位指圧でしたが、床指圧・テーブル指圧にも応用できる事が多く、それぞれが練習に励んでいました。
(Kaz)
|
2014年3月16日、直伝会をカナダ指圧カレッジメインキャンパスにて実施しました。 |
スペシャルゲスト:上田祐子さん 参加者:Mariko、Nakako、Makiko、Kaz |
今回はカナダ指圧カレッジの元学生、上田祐子さんが日本からいらっしゃり、
『心の教育』について講義をしてくださいました。講義内容は、
メンタリング・カウンセリング・コーチングの違いや脳の仕組みからの判断・行動などについてお話いただきました。
その後、彼女がネパールの国際労働機関へ『心の教育』についての講義に同行された時のことを、
写真を交えてお話いただきました。人財教育だけではなく、色々な分野へ応用できる内容で、
参加者も真剣にノートを取ったり質問したりでしたが、
終始和気藹々でいつもとはまた違った雰囲気で充実した直伝会となりました。
(Kaz)
|
レクチャーが始まりました。 |
興味深い話題に聞き入っています。 |
能の仕組みを絡めて お話いただいています。 |
実生活にも応用できるので 皆さん真剣です。 |
2014年2月16日、直伝会をYaletownのYWCA Hotel、Royal Bank Roomにて実施いたしました。
|
スペシャルゲスト:浅田秀男先生 参加者:Kiyoshi先生、Yusuke、Aimi、Akiko、Kana、Makiko、Yukako、Atsushi、Miki、Shiro、 Tomo、Kaz |
今回はメキシコ指圧協会会長である浅田秀男先生をお招きし、『患者に痛みを与えない指圧の実践』をテーマに、
レクチャー形式として御指導いただきました。前半部は、内臓体壁反射による考え方、
『Myotuning Approach』という観点から原因筋繊維に対する抑制部位をデルマトームと組み合わせて考える事など、
指圧とは違った目線を切り口として解説していただきました。その後、
実際に同レベルもしくは隣接レベルのデルマトームから抑制部位を探す練習や、腸頸靭帯や大腿二頭筋、
腸腰筋といった特定の筋肉を圧す場合に効果的な体位をクイズ形式で実践しました。
参加者からも普段思っている疑問など積極的に浅田先生へ質問され、
今後の自分の指圧に対する糧になるよう真摯に取り組んでいる姿が印象的でした。
(Kaz)
|
浅田先生からのメッセージ
指圧治療において、主訴の原因部位に指圧刺激を与える際、ほとんどの患者様は痛みを感じます。
そして、良くその刺激量の調節が熟練度に伴うものと言われますが、
四指との共同操作で和痛もしくは無痛の指圧治療が実現できます。
患者への肉体的精神的負担を軽減し、治療効果が改善されることでしょう。
|
2014年1月19日、2014年初回の直伝会をメトロタウンクリニックにて実施いたしました。 |
参加者:Kiyoshi先生、Yusuke、Shiro、Aimi、Kana、Atsushi、Tomo、Kaz |
今回は『圧の長さの違いによる施術の組み立て方の違い』をテーマに、メリット・デメリット、圧の種類について議論をした後、
相互指圧にて練習を予定していたのですが、
議論の中に『ケースバイケース』という事例を持ち込んでしまった為ハッキリとしない部分も多く残りました。
『指圧に対するそれぞれの捉え方』が違うのでどの意見も正解になる、という事をKiyoshi先生が仰り、 また『早圧し』という感覚が、実は圧の長さよりも点数を減らして範囲を広げたりしている、という事も改めて認識しました。 圧の種類について話をしていた時にも、今まで意識していなかった圧法を見直すなど、有意義な2時間になりました。 今回の反省点も踏まえ、今後もセラピスト同士が、より議論や検証が効果的にできるような直伝会を実施していきます。 (Kaz)
|